G・A作戦準備室

サークル重力天使のほめぱげ。主にダラダラとした告知とかキッチリとしたどうでも良い話。      発行する同人誌には18禁の物もありますが、ここは全年齢なのです。

Start.

Flip・Flop


数々の謎を紐解く。
笑いが、止まらない。
ああ、そう言う事か。


全て手の平の上での話だったのか
私はただの『物語の駒』だった


人間を、生きた人間すらも操り人形かと。
デスクの引き出しに仕舞い込んでいた銃を手にする。
時期、ここにも人が来るはずだ。


怖い、怖ぁい、人たちが
痛い、痛ぁい、事をしに



人を良いように利用して、都合が悪くなるから殺すのか。
白衣の裏に銃を仕舞い、腰にナイフを下げ、私は施設の廊下を歩く。
やがて立ちはだかる黒服。
いつだってそうだ、貴様等は異端を都合の良いように扱って!
私は躊躇無く、胸元に腕を差込み、片手だけで構える。
後は簡単だ。十分足る殺意で引き金を四度引く。
焼けた薬莢が転がり、硝煙が漂う。
倒れこむ二人の黒服に一切振り向く事無く、進む。


自動管理のセキュリティが早くも作動し始める。
区画レベルで追い詰めるつもりだろう。
そうはさせない。
携帯端末に仕込んだネットワームを放ち、セキュリティを塞き止める。
舐めるなよ、私は


赤坂 七瀬


この程度の修羅場、何度も潜っている。
魔術大戦の時、ジグラット本部襲撃事件の時。
アーク建造現場で、学校単位戦争の前線で。
ex-A計画の時だって生き残ったから、ここにいるんだ。
貴様ら、自らを神だと自称し、過去の人間を踏みにじるような事しか出来ない人間達と比べるな!!


私は、貴様らの蔑む人間
『最後の希望 赤坂 七瀬



近寄るもの全てを切り裂き、撃ち抜き、私は進む。
やがて、放射線が降り注ぎ、放射能の漂う死の世界に辿り着く。
愚かにも、完全武装で一個大隊を私に投入した連中を哀れに思う。
無駄だ無駄だ。鼻で笑う。


無駄はどちらだと、黒い『群体』どもが喚く。
たかが、リスクばかりを背負った女一人に大隊単位を投入した連中を哀れだと、返す。
ああ、意味は分からなくて良い。
外套のポケットに突っ込んだ右手の、親指に力を込める。


Flip・Flop


さようなら。私達の子孫よ。
そして、おつかれさん。


一瞬遅れて、爆音が死の大地に轟く。
まずは施設を覆うシェルターが。
続けて目の前にいた『群体』が。
一瞬にして灰燼に帰す。
私を止めるのならば、一個師団送り込んで来いと、今となっては全て遅い忠告を投げてやる。
貴様らが天才と呼び、異端と呼んだ者を舐めるな。


さて、私は全てを終わらせに行こう。
始まりの時を迎える為に。


死の大地となってしまった場所を、私は外套一つで歩き出した。
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